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「自称専門家」の特徴

ゲーム制作とは関係ありません。

申し訳程度の MVテレーゼ
このカラーリングは補色が強すぎるように思う
あと 公式っぽい立絵イラストは鎧がゴツ過ぎる

はじめに、世の中にはその道に詳しい専門家と「専門家を自称する人」がいます。
このブログの筆者は後者です。
テレビや動画サイトで説明をするそれらの人は、素人同然の我々からしてみると区別できませんし、実際、話されている内容もほとんど変わりません。
一般向けに広く解説するとなると、込み入った内容は避けられる傾向にあるからです。

さて、その自称専門家がよく使う言葉が「前代未聞」「過去に例がない」です。
自分はこの分野についてよく知っていますよ、というアピールになります。
かえって、本物の専門家がよく使う言葉は <実は過去に> <類似するものとして最近では> です。
この枕詞と、それに続く解説は知識を持っている + 結びつけるだけの根拠、考察が可能である ことが必要だからです。

自作ゲーム・インディーズ界隈でも自称専門家が多くいるので、参考になるかもしれません。
「これまでにないゲーム体験」「全く新しいゲームジャンル」
を連呼する「専門家」や「キュレーター(学芸員の意:ゲームタイトルを学術的な視点で評価するレビュワー)」はたぶんグレーなPR策士です。

もっとも、Steamのキュレーターレビューでは、作品紹介の記述を言い換えただけの投稿がかなり多いので、そもそも参考にならなかったりします。

よく知らない人が、同じく良く知らない人の手引きで その道 を進んでも、まず目的地にたどり着けません。 ゴールの場所さえ分からないのですから。 得られるのは「進んでいる空気」だけです。
ここで私が言うのも何ですが――「自称専門家」の口から出る言葉を正解だと信じることなく、「ああ、そういう解釈もあるのか」程度に抑え、すぐに忘れてしまうほうがきっと役に立つでしょう。

 

蛇足

専門家の言う <可能性がある> は7、8割そうだ。 くらいの可能性です。

さらに <可能性が高い> まで上がると まず間違いない! になり、お金と時間と場合によっては調査の権限があれば証明できますよ くらいの確度です。

ところが、自称専門家になると、どちらも「2割~5割」程度の信用度しかありません。

 

※2023年6月、岐阜県内の某射撃施設で起きた銃撃事件で「この差」が歴然としました。
実は1984年に山口県でもあったんですよね。