何事にも始まりがあります。
今回、「ゲーム制作」の切っ掛けについて語ります。
「機械と人間 あるシェルターの最後の一日 ～エルバシェルの鐘外伝～」
は、当初、「一週間でゲームを作ろうの会」の第十三回テーマ「進化」の応募用として作り始めました。 ゲームの外枠はこのころの３日間で出来上がっていました。
（2021年2月）
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm18505
しかし、パーティー編成によるシナリオ分岐を作っていることに水曜か木曜に気づいてしまい、エタなってしまったのです。――１回目――
進化する武器エボリューション、成長する武器ヴィクトリーはその主軸として完成版に引き継がれています。
またオープニングはほぼそのまま。
監視カメラに映る機工体（ガイノイド）のイラストは差し替えたのは、α版公開のときです。
workingestimation.hatenablog.com
それから、しばらくして、みなみよつばさんの「ツクール冬フェス」のテーマ「冬」用として再開しました。 が、ボカロ曲を書いていてエタナってしまいました。――２回目――（2021年12月ごろ）オープニング、エンディングに「終わらない『冬』」という表現を用いているのはその名残です。
関連動画
【参加型自作ゲーム企画】 「ツクール冬フェス2021」ゲーム制作イベント開催概要＆応募手順 - YouTube
最後に、ひとつ。 エルバシェルの鐘外伝、としているのは、いつまでたっても完成しない／ジャンルや方向性も決定しない エルバシェルの鐘の設定を下地にしているからです。
本編は浮遊大陸を舞台にしていますが、この機会と人間は、その時代の80年ほど前の地上です。
まだ、活動しているシェルターが多い時代、しかし、陰りが見え始めている頃。
高機動輸送艇ユウラギ、および、そのハイエンド技術のカタマリが天空に向かった（あるいは帰った）とされる記録が発見され、数十年経っている頃。
エルバシェルの鐘について→動画
そのほかにも「機械と人間」は完成まで2回ほどエタなっていますし、公開前の2022年12月ごろにもエタナりかけました。
ＳＦ作品をＵＰしたい欲望がずっとうずいていました。
「みなツクフェスのまとめ動画」の編集準備をしていたことが 最後のきっかけ と言えます。
具体的には「『こいつ何様だ』とならないよう、現役ツクラーアピールしたい」という理由です。
フェスの開始までに間に合わせたかったのですが、いろいろと詰め込み過ぎて、デバッグが追い付きませんでした。 そこでエタナりかけたのです……。
もっとも、創作活動全般の切っ掛けについてはコメントしません。
創作活動をしている人は「そういう人」 としか言えないからです。
「天使の声を聞き、その力を授けてもらった」と例えることができます。
我々は、どうしても表現したい「何か」を発見し、それが実現可能であるという強い自信を伴っています。 根拠はありません。 感じるのです。
無理やり、言語化することはできます。
私の場合は「社会に対する不満が、私に小説を書かせた」とリアル中二のころからノートに書いてしていましたし、
おっさんに片足を突っ込んだころには「既存のウケている物語は子供向け過ぎる」「最近のラノベは急展開がひど過ぎる」と批評したりもしていました。
小説の方はある作家さんの作品に触れ、この分野では私でなくてもこの方が、私よりもうまく完遂してくれるだろう、しかし、どうして、こうも社会的な評価が”それほど”高くないのだろうか、と思って気持ちが折れたまま――現在に至っています。
