フリーゲーム「妹のドリームランド」開発室

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SFのRPGが少ない理由

自作ゲーム、主にツクールのイベントに参加しておもうことがあります。
近未来を舞台にしたSFモノのRPGをあまり見かけません。

ロボットちゃん

1970年代~80年代に栄え、その系譜のネタは出尽くしてしまっているから今更感がある、あるいは、SF作品に強い影響を受けた作り手がそもそも少ないという年代的な理由

あるいは、ちゃんとした整合性をとらないと科学者によって突っ込まれてしまうため、かなり調べなければならないという付帯作業が大変になってしまったというプロットの前段階--背景の問題
などなど、諸説あるでしょうが、

おそらく、一番の理由は 銃器の弾数処理が面倒だから、だと思われます。

最近、それを強く思います。

FPSをやっていても、弾切れ前のタイミングでリロードするのが面倒だったりします。
プレイヤーが面倒な作業をどうして、独自システムをトライ&エラーで導入しなければならないのか? と疑問に思うわけです。

しかし、銃器が出てこないSFモノのRPGは、なにか抜けているように思いますし、弾数無制限の銃器は、なんというか、悪い意味でゲームっぽさを出してしまうのです。

実は、ツクールに(銃器アイコンやエフェクトがあるのに、)弾数管理システムは用意されていません
最大MPを装備武器に依存させ、弾数にすることはできますが、すると、装備品を付け替えるごとに最大MPが変化し、少ないときに削れ 外したときはゼロになってしまいます。
装備固定にすれば装填した弾が消える矛盾は解決しますが、装備を換えられない仕様は物足りなさを感じさせてしまいます。

 

作者の作り込みとプレイヤーのプレイのしやすさ、そして、制作コストの妥協点を探る、今日この頃です。