課金ゲームと書いてビジネスモデルと読ませるのには無理があると思います。
さて、基本無料のソーシャルゲームやオンラインFPS(First-person shooter)、カードゲームは身近な存在となっています。
基本無料でプレイできる点からフリーゲームと同じ価格帯に存在していますし、このブログは、ゲーム、フリーゲームの開発についての小話を展開してますので、ちょっとだけ、この課金要素に触れてみたいと思います。
微課金でもいいので課金しましょう
私はソシャゲの運営の回し者ではありません。
趣味でゲームをつくっている人間です。 そのうち小銭を稼げるようになりたい……
半年遊んだなら、価値があるゲーム体験を得たと言えます。
買い切りゲームと比較すると
8000円で80時間 1時間100円
1000円で20時間 1時間50円
といったところでしょうか。
半年遊んだなら、優に150時間以上はプレイしていると見積もられるので、そこまで遊んだゲームなら愛着もあると思います。
あえて言うほどのことではありませんが、課金要素のある基本無料のゲームはユーザーが課金しなければ事業主の収益になりません。 収益が乏しくなると、サービスを停止せざるを得なくなるのです。
1万円とは言いませんが、500円程度は運営に支払っても、決して損はしていない計算になります。
これからもサービスを利用し続けたいと思っているなら、有償サービスを購入することで開発者・事業者にその意志を伝えることができます。
フリーライド(ただ乗り)問題
フリーライダー(経済学用語)
~~~~~ WikiPedia から引用~~~~~
一般的に、物財やサービスは、対価を支払った者に限り便益を受けることができる。これを財の排除性という。しかし、他の経済主体に有利に働く正の外部性を有する財のなかには、公共財や情報財(例:ウィキペディア)のような排除性を有しない財がある。
フリーライダー(英: free rider)は、経済学用語のひとつ。 公共財のように非排除性があるサービスについて、対価(供給のための費用)を支払わないで便益を享受する者を指す。
~~~~~ フリーライダー - Wikipedia ~~~~~
地方行政は国が面倒をみてくれますし、ソーシャルゲームサービスも本家シリーズの広告媒体という意味合いから資金を出してくれる場合があります。 しかし、単独のサービスの場合、それそのもので収益を上げられなければ打ち切られてしまいます。
もっともリボ払いをしてくれている会員さまのおかげで、クレジットカードの決済サービスを手数料無料で利用できています。多少違いはありますが、一括払いは無料なものがおおいです。
なので、私もあまり強く言えた義理ではありません。
税金を財源とする公共サービスも、恩恵のほうが多いと感じています。
しかし、このフリーライダーが許容量を超えたとき、サービスは破綻します。
地元のお店も、お気に入りのまんがシリーズも、ずっと続いてほしいと思ったら買うしかないのです。
サービス事業者を取り巻く社会情勢
ただし、昨今、悪質な事業主による課金搾取が社会問題となっています。
デジタルゲームに課金することそのものが悪とする風潮があり、中国では課金によるガチャを法律で禁じようとする流れがあったくらいです。
報道では法規制にまでは至らなかったようですが、それなりの牽制になったと思われます。
課金依存症について