フリーゲーム「妹のドリームランド」開発室

RPG フリーゲーム ツクール RPGMaker ボカロP 温州みかん 月曜日更新

日常ではない「日常系」

我々は日常に疲れています。
読者の中には学生から社会人、その他ニートまでいるかもしれませんが、そのどの層でも<日常>の<ストレス>に身をさらしています。

まんがタイムき○ら」に代表される「日常系」ジャンルは日常を描いているようで、実は、本当の日常を描いているわけではありません。 リアルに寄せたりファンタジーに寄せたりしていますが、「きらきらした理想の日常の一コマ」です。

金髪(明るいオレンジ)のウェイトレス わかる人にはわかるもとネタ

芳文社はインターネット及びイントラネット上において、芳文社の出版物、公式ホームページ上の情報について、無許可で、キャラクターの自作画(イラスト・パロディなど)を掲載することを禁止しております。
http://www.dokidokivisual.com/copyright

最近まで その辺りの違いが判りませんでした。
なんでもっとリアルにしないんだろう、とも思っていました。
特に女子高生を主人公にして、ガールズトークの鉄板ネタの<恋愛事情>を避けているのはどうしてなんだろうとも……
(某 仮想世界の歌姫と 竜と呼ばれる格ゲーマスターとの交流が主軸のようでそうでもない 半分以上MVのアニメ映画では<恋愛事情を語る描写>を入れていましたが、そのあたりも不評の原因なのかもしれません)

日常に疲れた現代人は「日常系」に癒しを求めているのです。

ゆえに、闘争や課題の解決、過剰な自己実現を描くと癒しではなくなってしまいます。
しかし、登場人物の成長を描かない作品は、それはそれで寂しくなります。
この絶妙なバランスは「日常系アニメ」を観察して会得するしかないようです。