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最近の出来事 その2

時事ネタシリーズです

フロム・ソフトウェア

www.famitsu.com

実質的な買収
記事では明言されていませんが、中華資本の参入が本格的に始まりました。

知っている人は知っている、世界一有名な中華系グローバルゲーム企業テンセント(騰訊控股/Tencent)。
アンリアルエンジンの開発元、と言ったほうがとおりがいいかもしれません。
アンリアルエンジンとは現在メジャーなゲームエンジンのひとつで、最近では「原神」、古くは、「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」などが有名でしょう。

さて、フロム・ソフトウェアは日本の会社「ELDEN RING」がヒットしています。
で、現在のところフロムの株の過半数KADOKAWAが所持しており、KADOKAWAの(連結)子会社です。 同作のIP※1-知的財産権-は同社とバンダイナムコが握っています。

しかし、今回の買収(資産投資)で、9月1日現在、ソニーが14.1%、テンセントが16.3%となり、いきなり第2位となりました。

日本のゲーム会社は単純にコスパ最高の物件なので、隙あらば買われてしまうでしょう。

実際のところ、私は中国国内のゲーム事情には詳しくありません。
しかし、某コミュニズムパーティによる締め付けが厳しいことくらいは知っています。
中国国外への展開が昨今、活発です。 ※2

人気アクションゲーム「アサシンクリード」で知られる仏ゲーム大手「ユービーアイソフトUbisoft Entertainment)」への直接出資比率を4.5%から9.99%に引き上げるという発表もあります。 

武器ありカンフーアクションで昔の香港・九龍城のようなマップを駆け回ることができるゲームができるかもしれません……

カンフー娘はチャイナドレスを着ている印象

今後の(インディーズを含む)ゲームを語る上で中華資本の動向は見逃せません。
そして、需要の高いHなグレーゾーンを手がけるのであれば、私でも、ワンチャン、イケるかもと妄想しています。
某ポ●ノサイトでAsianジャンルが伸びていますから……

ファミ通はゲーム内容を紹介する雑誌です。 しかしながら、世界経済的な観点からゲーム業界の動向を観察する視点を、そろそろ、本格的に取り入れても良いのではないか? と思ってしまいます。

 

※1
IP(Intellectual Propertyインテレクチュアル プロパティ)の頭文字からとった略称で日本語では「知的財産権」と訳されます。 著作権における人格権的な性格は少なく、版権や商権のニュアンスが強です。
この記事を書いていてちゃんとした略語を知りました。
今までは てけとーにIP、IPと連呼。

※2
中華資本が大量に流入している業界に観光業があります。某関西の(陰気なところも含めて)日本的な雰囲気がバリバリの地域でホテルや旅館・旅行会社に中華資本がガッツリ入っているようです。 観光産業は政府も援助していますが、彼らは独自の販路と決済システムを持っているので、肝心なところに旅行客のお金が落ちてきません。
また、ウソがホントか、都内の火葬業者も40%程度、中華資本が入っているそうです。 既得権の強い業種でさえ、国家資本主義の戦略には敗北している状況です。
誤解されている方がいるかもしれませんが、共●主義なのは名前だけです。  あらゆる資本を国家が管理し、自由競争の原理によらず、勝てるところに集中投資する<国家資本主義>と呼ばれるやり方で成長しています。