「普通」という「評価基準」は、実は極めてあいまいです。
例1
「先輩には、○○するだろ、おめぇ『普通』じゃねぇぞ」
例2
「みかんちゃんの新しい彼ぴっぴ、どう」
「ん『普通』」
わからないです。
しかし、多くの場合、大きな社会の基準ではなく、「コミュニティ内での基準」が適用されることのほうが多いです。 こういうところは「常識」と似ています。
さて、
RPG(ロール・プレイング・ゲーム)の場合、広い定義では主人公キャラクターのレベルアップシステムが導入された、選択肢のある、アドベンチャーゲームです。 必ずしも主人公が勇者である必要もなく、クリアのために魔王を撃破する必要もありません。
そして、上記の定義も、コミュニティごとに違っていて、実際のところ私の経験則としてまとめたもので、あやふやです。
しかし、日本の場合はDQ(FF)シリーズの普及により、逆説的に、普通のRPGとは「日本ファルコム産※」のようなRPGを指すニュアンスが多いです。
歴代のDQ、FFシリーズは代々挑戦的な成長システムですから。
で、今、私自身が考える「普通」のRPGをツクっています。
とても楽しいです。
しかし、スキルを"買う”のが成長の主軸になっているので、よくよく考えると ちょっと違う気もしています。
※日本ファルコム……「天気の子」「君の名は」で有名になられた新海誠(しんかいまこと)監督の古巣。
ファンタジーものを主に制作しているゲームメーカー 英雄伝説シリーズ
ゆえに、若き日の監督は <今、自分たちが暮らしている現代社会を否定している>ような気になられて「みにくいアヒルの子」に。 Den grimme Ælling デン・グライミン・エーリン
でも、美麗な雲表現、水の表現は、ファンタジー要素が強めなように感じる。 作品的展開・世界設定もそう。 和解できたのかな。